寺建立の歴史

委員会のあゆみ

本宮は政府発効の「健全寺廟管理法」によって運営され、民国75年(1986年)1月17日に第

一期第1回信徒大会を開催した。大会では信徒が法によって第一期主任委員邱海水と多数の管理委員及び監察委員を選出し、主管機関である台北県政府の認める「板橋慈恵宮管理委員会」が組織された。  

本宮管理委員会の一期の任期は4年で、第一、二期主任委員は邱海水が歴任した。第三、四期は陳騰麒が歴任し、今期第五期は曹盛浴が続いている。毎期の管理委員会は主任委員の指導の下に置かれ、廟の財産を増やし新殿の建築にも当たっており、すべて重要な役割を担っている。特に本第五期管理委員会は、建築を最重要項目に掲げ、主任委員曹盛浴が委員全体をまとめ協力し宮の宮務を行っている。また、信徒へのサービス業務や公益慈善事業のほかにも、慈恵ビルに図書館、講経堂及び経文等の視聴覚室等を開設し、本宮を板橋地区の宗教文化の中心地にした。同時に廟周辺の不動産を多数購入し、信者の求めにより、太歳殿、光明殿、観世音菩薩殿、地蔵王菩薩殿、財神殿、千歳殿、虎爺殿、功徳殿、禮斗法会道場などを増設した。さらに本宮は絢爛豪華になり、北部台湾媽祖文化の宝となった。  

本第五期管理委員会の任期中に廟建立150周年があり、主任委員曹盛浴の指導の下、民国93年(西暦2004年)十月二日、廟建立150周年記念式典を信徒とともに行った。また、民国94年(西暦2005年)は、天上聖母生誕を記念し、天上聖母生誕記念並びに廟建立151周年記念の祝賀行事を盛大に行い、媽祖を担いで三日間パレードを行った。廟建立150及び151周年記念祝賀行事は、いずれも盛大に行われ、建立祝賀祭典の模範となったばかりでなく、信者たちも媽祖のご加護を受け、また本第五期管理委員会の最も大きな功績の一つとなった。